【草木の癒しレシピ】
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ヨモギのお茶や煎じ液は健胃作用があり、食欲を増進し消化を助け、またコレステロールを低下させ、細胞の働きを活性化してくれます。血液の循環も良くなり、冷え性からくる腰痛・婦人病などにも効果があるといわれています。お風呂に入れても、血行をよくすることから腰痛や神経痛に効果があり、また消炎作用が皮膚の炎症や傷に効き、アトピー治療にも用いられているそうです。葉緑素が抜群に多く、血液浄化として働くことから「青い血液」とも呼ばれ、発ガン抑制因子の「インターフェロン」という成分も含んでいます。カルシウムなどのミネラル分やビタミン、カロチン、食物繊維などを多く含み、日常の食生活にも取り入れたいものです |
ヨモギ餅(ダンゴ) |
2・3月の新芽は香りも良く柔らかいです。その後も芽先の柔らかい部分を利用できます。すりこぎですりつぶすのはけっこう大変で、うちでは細かく刻んで上新粉に混ぜてしまいます。 |
ヨモギ茶 |
生葉を沸騰したお湯の中に漬け込み、時間を置いただけでも良い香がしておいしいです。春から夏間、畑でのお茶の定番です。乾燥葉なら煎じます。 |
ヨモギ酒 |
ぜんそくに効くといわれています。ヨモギの根を清酒に漬けて半年以上熟成してからこし、ヨモギ酒とし服用します。薄めて飲んでもOK。 |
風 呂 |
葉・乾燥葉を木綿の袋に入れて沸かします。9月になって花が咲くと一気に草全体が傷むので、つぼみの頃(あるいは7月ごろ)採取して陰干しします。細かく刻んで保存し、冬の間の薬湯とします。とても温まります。 |
塗 布 |
葉緑素に殺菌作用があります。生葉をもんで、傷口につけます。 |